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映画・ドラマのあらすじ/ネタバレ/感想ブログ

映画やドラマのあらすじ・ネタバレ・感想などをつづります。 ここでの映画やドラマのあらすじ・ネタバレ・感想はあくまでも個人的な主観によるもの。 「ほぇ~」くらいでお願いします。

 
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おおかみこどもの雨と雪 ネタバレ あらすじ [映画]

おおかみこどもの雨と雪 ネタバレ あらすじ

「おおかみこどもの雨と雪」のネタバレとあらすじです。

「おおかみこどもの雨と雪」12月20日に日本テレビ系の金曜ロードSHOWで地上波初登場です。

ネタバレは後半に書いておきますので、
興味のある方は下の方まで読んでいただければと思います。

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私は「おおかみこどもの雨と雪」を映画館で見ましたが、
本当におもしろい映画です。

涙なくしては見ることができませんので、
ハンカチかティッシュの準備が必要かと思います。

まずは大まかなあらすじです。

大学生の花はある男と知り合い恋に落ちます。

しかしそのある男は「おおかみおとこ」だったのです。

その事実を知っても花の気持ちは変わることなく、
二人は一緒に住み始め、
後に二人の子どもを授かります。

雪の日に生まれた女の子は「雪」。

雨の日に生まれた男の子は「雨」。

雪は活発で好奇心旺盛な女の子。

一方の雨はか弱く臆病な男の子。

そして、、、

この二人は人間とおおかみの二つの顔をもっていました。

花とおおかみおとこはこのことを周囲に隠しながらもひっそりと、
しかし幸せに暮らしていました。

ところがある日、
父親であるおおかみおとこの突然の死によって生活は一変します。

絶望に打ちひしがれながらも子どもたちをしっかりと育てようと決意する花は、
二人の子どもが大人になった時に、
人間として生きるかおおかみとして生きるかを選択できるように、
都会から人目の少ない田舎へ引っ越します。

おおかみおとこが残してくれた貯金だけの生活では心もとないため、
花は自給自足の生活をするべく畑を作ります。

しかし花の畑作りはことごとく失敗。。。

困り果てた所に近所の老人韮崎が手を差し伸べてくれます。

なるべく人に関わらないようにするために引っ越してきたはずが、
その事をきっかけに近所の人々との繋がりをもち始めます。

そうやって三人は田舎の生活にも慣れ始め、
雪と雨は小学校に通い出します。

そして「人」「山」「恋」・・・

二人の運命は急激に動き始めます。。。




以下ネタバレです。

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小学生になった雨は気弱な性格からいじめにあってしまいます。

正義感の強い雪は雨を守りながら小学校生活を送っていましたが、
雪はある時おおかみの姿で男の子を傷付けてしまいます。

傷付けたれた男の子は雪がおおかみだという事は黙っていましたが、、、

一方で雨は不登校になっていき、
自然と触れ合う時間がより増えていきます。

そこで出会ったキツネを先生と慕い、
雨は山に入り浸るようになります。

気弱で引っ込み思案だった雨も、
先生によって立派におおおかみとしての生き方を学んでいきます。

そんなある日、
町に嵐がきます。

先生の死に伴い雨は花の下に帰り人間として生きていくか、
山のリーダーとして、オオカミとして生きていくかの選択を迫られます。

花は雨を心配して嵐の中山を探し回りますが雨は見つかりません。

必死で探しまわっているうちに花は足を滑らせて気を失ってしまいます。

そしてそれを助けたのは雨。

嵐が去り、

花と雪の前に現れたのは、
おおかみとして生きることを選んだ雨の姿でした。

~ おおかみこどもの雨と雪 ネタバレ あらすじ ~
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藁の楯 ネタバレ あらすじ ラストは衝撃の結末!? [映画]

藁の楯 ネタバレ あらすじ ラストは衝撃の結末!?

藁の楯のネタバレとあらすじ、
そしてラストの衝撃の結末を紹介したいと思います。

内容の構成は、はじめにキャストとあらすじを紹介してから、
映画の内容に進んでいき、
映画の展開に沿ってネタバレと噂されているラストの衝撃の結末へと進めていきます。

「藁の楯」の映画を観る前に大まかのあらすじを知りたいだけの方は前半のみを、
映画のスタートからラストまでの展開や衝撃の結末までを含めたネタバレを知りたい方はラストまで読んでいただければと思います。

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映画「藁の楯」の原作は木内一裕、監督は三池崇史、そして主題歌を歌うのは氷室京介。

もうこれだけでも見たくなりますよね!

では、映画「藁の楯」のネタバレ、まずは主要キャストの紹介とあらすじから行きましょう!

【キャスト】

・銘苅一基(大沢たかお)
警視庁警備部警護課第4係所属のSP。
三年前に当時妊娠中の妻を飲酒運転で交通刑務所に服役し、出所してきた無免のドライバーに引き子らされている。

・白岩篤子(松嶋菜々子)
警視庁警備部警護課第3係所属のSP。
逮捕術と射撃に優れる一時のシングルマザー。

・清丸国秀(藤原竜也)
8年前に西野めぐみという少女をイタズラのうえ殺害。
服役し仮出所の数か月後に蜷川知香という少女をイタズラのうえ再び殺害し、遺体を都内の用水路に捨てる。

・奥村武(岸谷五朗)
警視庁刑事部捜査第一課の刑事。
清丸国秀移送メンバの一人。

・神箸正樹(永山絢斗)
警視庁刑事部捜査第一課の刑事。
清丸国秀移送メンバーの一人。
蜷川知香の遺体遺棄現場に立ち会っており、この移送任務に対する思い入れが人一倍強い。

・関谷賢示(伊武雅刀)
福岡県警察刑事部捜査第一課の刑事。
清丸国秀移送メンバーの一人。

・蜷川隆興(山崎努)
元経団連会長。
清丸国秀に殺害された蜷川智香の祖父。
孫娘を殺した清丸国秀に10億円の懸賞金を懸けて清丸の殺害を全国民に依頼する。


【あらすじ】

「この男を殺して下さい。名前・清丸国秀。お礼として10億円お支払いします。」

元・経団連会長の蜷川隆興の手によって驚愕の広告が全国の新聞に一斉に掲載された。

同時に「清丸サイト」なる消去不可のサイトまで登場。

懸賞金を懸けられた清丸国秀は蜷川の孫娘をイタズラのうえ殺害し、その遺体を用水路に捨て逃走中。

清丸は男の家にかくまってもらっていたが、その男に殺されそうになり福岡県警に出頭してくる。

それを受けて、警視庁は清丸を東京まで移送するために、犯罪者移送では異例であるが、犯罪者に対してSPをつけることになった。

清丸は8年前にも同じように少女を殺害しており、現在は仮出所中の身であったにもかかわらず再び少女をイタズラし殺害した「人間のクズ」。

その「クズの弾除け」としてSPに指名されたのが大沢たかお演じる銘苅と松嶋菜々子演じる白岩だった。

清丸の護送には他にも警視庁捜査第一課から奥村・神箸の二名、さらに福岡県警から関谷も同行することになり、この五人で人間のクズである清丸を警察も含めた日本全国民から守ることとなる。

はたして、全員無事で東京まで清丸の移送を完了することができるのだろうか!?





【ネタバレ】

※ここから先は映画のネタバレと、映画を見た感想です。
まだ映画「藁の楯」を鑑賞していなくて、ラストの衝撃の結末を含めた内容を知りたくない方は、ここから先はご遠慮ください。

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清丸国秀。
清丸はかつて少女をイタズラのうえ殺害し服役。
仮出所中の身でありながら、再び少女にいたずらし殺害。
その遺体を用水路に捨て逃走中の身であった。
今回清丸が殺害した少女は、元経団連会長で資産家の蜷川隆興の孫。

その蜷川は清丸に対して
「この男を殺して下さい。名前・清丸国秀。お礼として10億円お支払いします。」
と全国の主要新聞やインターネットで広告をうつ。

そして、一人の男の家にかくまわれていた清丸は、その男に殺されそうになり、身の危険を感じて福岡県警に出頭する。

この清丸を殺そうとし未遂に終わった男に蜷川は何と一億円の報酬を出すと発表したのだ。

これによって、これまで疑心暗鬼だった全国民に「本当に報酬が払われる」事を意識づけた。

それを受けて、警視庁は日本警察の威信を懸けて清丸を東京まで安全に移送するために、犯罪者移送では異例であるが、犯罪者に対してSPをつけることになった。

そんな「人間のクズの弾除け」としてSPに指名されたのが銘苅と白岩。

そして清丸の護送には他にも警視庁捜査第一課から奥村・神箸、さらに福岡県警から関谷が加わり、この五人で人間のクズを警察も含めた日本全国民から守ることとなる。

清丸は出頭後も監視員に殺されそうになったり、傷の手当てを受ける際に看護師に殺されそうになったりと、自分を守るはずである警察や医療関係の人物にさえも命を狙われてしまう。

さらに当初、福岡から東京までの移送で利用するはずだった飛行機に整備士が手を加えたことが判明し、飛行機での移送は不可能になる。

そのため護送車での大規模移送になったが、この時銘苅は言った。
「本当に怖いのは一般の人間ではない」と。

身内の警察官を疑うその言葉に清丸護送メンバーは反応を示すが、事実機動隊員の二人が清丸を襲撃する。

銘苅はその際に清丸に放たれた銃弾を楯となって受けることとなる。

防弾チョッキを着ていたため、何をのがれたが、これで身内の警察ですら信用できない事態となった清丸護送メンバーは、護送車での移送を避け、新幹線での移送に切り替える事にする。

しかし、この事は清丸護送メンバーの5名と車掌、そして警察幹部の3名しか知らない筈であるのに、清丸サイトには位置情報が掲載されている。

しかも乗っている車両まで明確に・・・

5人はお互いを疑い身体検査をするも発信機の類は見つからない。

そんな中、常に清丸に対して威圧的であった神箸は乗客の銃撃をうけて命を落とすこととなる。

関谷も少女を人質にとった男を射殺したことでメンバーから離脱。

途中線路上に何者かが障害物を置いたために電車を降りて移動することに。

徒歩で山中を移動していたところに唯一通りかかった一般車両は、8年前に清丸が殺害した西野めぐみの父親だった。

西野めぐみの父親を残し、その車で清丸と残った護送メンバーの3人は移動を開始する。

電車を降りてからも居場所が清丸サイトに掲載され続けていた事に疑いを持った3人は再び情報を漏らしている人物が誰かを探り合う事に。

そんな中、銘苅は奥村が機会あるごとに手首を気にしていることに気付く。

位置情報は奥村の手首に埋め込まれていたマイクロチップから発信されているものだった。

奥村を残し、ついに護送メンバーはSPである銘苅と白岩だけに。

車を乗り換えるため立ち寄った町で突然現れた個人タクシーの協力をうけ検問を突破した3人は途中で、清丸の母親が自殺したことをラジオで知る。

それを聞いた清丸は車両を止めて休憩を要求する。

銘苅はその要求を受け入れ人気の無い場所で休憩をとる。

そんな時にかかってきたのは蜷川本人からの電話だった。

銘苅が蜷川との電話のやり取りをしているうちに、清丸は白岩の拳銃を奪い白岩に向けて発砲。

銃声を聞いた銘苅が駆け付けたものの白岩はそのまま命を落とすこととなった。

白岩が死の間際に語ったのは一人で育てているこどものことだった。

そんな白岩を見て清丸は悪びれるそぶりもなくあざけ笑っている。

ここまで命を張って清丸を守ってきた白岩に対して清丸がとった行動に、これまで冷静に職務を全うしてきた銘苅もついに激昂。

清丸をボコボコにし銃口を清丸の口に押し当てる。

そして舞台は警視庁前。

そこに現れたのは血まみれになった清丸を連れた銘苅だった。

銘苅は生きたまま清丸を警視庁まで移送した。

さらにその場に懸賞金を懸けた蜷川隆興が登場。

蜷川の怒りは収まらず杖に忍ばせた刀で清丸にきりかかろうとするが銘苅がこれを制止する。

銘苅はこれ以上の犠牲者を出さないようにするため、蜷川に10億円の懸賞金を取り消すように交渉をするが、その途中、清丸は蜷川の落とした刀を拾い蜷川へと猛ダッシュ。

しかし刺されたのは銘苅だった。

銘苅は清丸だけだはなく蜷川の楯にもなったのだ。

蜷川はこれを受けて10億円の懸賞金を取り消し、清丸は確保。

銘苅も一命を取り留めた。

そしてラスト、ついにこの映画の衝撃の結末。。。

その後裁判にかけられた清丸は死刑の宣告を受ける。

その時に発した清丸の言葉が衝撃だった。

「どうせ死ぬならもっとやっておけばよかった。。。」

反省の色が全くないどころか、常軌を逸したこの言葉に劇場中がまさに凍りついた。


以上が映画「藁の楯」ネタバレです。

ネタバレはしたものの、鑑賞中終始感じた清丸に対する怒りは、映画をみなくては感じる事はできないと思います。

歓声報告記者会見で藤原竜也自身が「全国民に嫌われたい」といった通り、観客全員がリアルに怒りを覚えるほどに常軌を逸した清丸を演じた藤原竜也の演技は絶品!



精神的にイッちゃってる犯罪者を演じさせたら今藤原竜也の右に出る俳優さんはいないのではないでしょうか?

この映画「藁の楯」は鑑賞後に気持ち悪いほどのモヤモヤが残る作品ですが、それだけに強烈な印象を与え、考えさせられる作品です。

間違いなくここ数年で名作映画の一つに数えられる作品であると思います。

尋常ではないモヤモヤを感じたい方は是非とも劇場へ足を運ばれることをお勧めいたします。

・「藁の楯」 Original Soundtrack はこちら

・「藁の楯」主題歌 氷室京介が歌う「NORTH OF EDEN(初回生産限定盤)はこちら

・「藁の楯」主題歌 氷室京介が歌う「NORTH OF EDEN(通常盤)はこちら

~ 藁の楯 ネタバレ あらすじ ラストは衝撃の結末!? ~
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アウトレイジ ビヨンド ネタバレ あらすじ [映画]

アウトレイジ ビヨンド ネタバレ あらすじ

ずーっと見たいと思っていた映画「アウトレイジビヨンド」をついに観てきたので、そのネタバレやあらすじを含めた感想を書きたいと思います。

ネタバレについては知りたくない方もいるでしょうから後ろの方に書くことにして、まずはアウトレイジビヨンドを観た感想、そしてあらすじ、最後にネタバレを書きたいと思います。

まずは感想です。

今回も名だたる俳優さんがたくさん出ていて、前作の「アウトレイジ」でたくさんの人が死んだにも関わらず、「まだこんなに俳優さんがいたのか!?」って感じでした。

前作に比べて理不尽なほどに殺しまくるという印象はなく、関東と関西の抗争も一つのテーマにあったためか、物理的な暴力よりも「言葉の暴力」がよりふんだんに使われていたように思います。

前作の「アウトレイジ」の残虐シーンのオンパレードもおもしろかったですが、今回の「アウトレイジビヨンド」の威嚇のやり合い(見栄の張り合い?)も非常に面白かったです。

そんな中で、前作でもそうだったように大友(北野武)の義理人情がありスジを通す姿は男として非常に魅力的でしたし、それを踏まえての終わり方も非常に面白くこれまでの展開からは予想ができない終わり方で、それが大友の男気をより一層に引き立てていました。


次はあらすじ。

あらすじに関しては以下の動画の予告編をご覧ください。

5分もあるので非常に満足できますし、早く映画が見たくなること間違いなしです。











では、ネタバレです。

前回のアウトレイジビヨンドで北野武扮する大友はカッターで顔を切った木村(中野英雄)に腹を刺されて終わりました。

そしてその情報はマル暴で大友の後輩の刑事・片岡(小日向文世)によって「大友は刺されて死んだ」と言うことにされていました。

前作で前会長を殺して山王会の会長の座についた加藤(三浦友和)は共に前会長を殺す計画に参加した、大友の元部下である石原(加瀬亮)と前会長のボディーガードだった舟木(田中哲司)を側近として、より金に執着した組へなり、さらにその規模を大きくしていました。

そうして山王会も大きくなりすぎ、警察でも掌握が難しくなってきました。

これまでも山王会を上手く使うことで組の均衡を保ち、自分の手柄としてきた刑事の片岡は関西最大の暴力団である花菱会を利用して両方の組の潰し合いを画策します。

しかしそこは花菱会会長の布施(神山繁)の方が一枚も二枚も上手。

片岡の目論見とは裏腹に山王会に恩を売り、そして山王会の内部分裂をひき起こそうとします。

利用するはずが逆に利用される形になった片岡は、今度は獄中の大友と木村を使って再度自分の手柄を立てようとします。

義理と人情に厚い大友と木村は結果的に意気投合。

木村は良い様につかわれて裏切られた山王会に対して、大友は利用されなおかつ自分の部下たちをことごとく殺すように仕向けてきた加藤に対して復讐をするという共通の目的を持った二人は山王会を潰しにかかります。

そんな大友・木村と関西最大の暴力団組織である花菱会の利害関係が一致し、大友と木村は花菱会の援助を受けて山王会を潰すことに成功します。

前回と同様に山王会会長の加藤の一件温和な性格を演じる三浦友和の演技や拝金主義でトチ狂った若頭の石原を演じる加瀬亮の演技は必見です。

また、花菱会会長の布施役を演じている神山繁、そして釣りバカ浜ちゃんとは真反対の役を演じる西田敏行、患部の中田役を演じるいかにもな感じの塩見三省の三人はまさにはまり役です。

そんな大御所がいる中で一切言葉を発しない城役を演じる高橋克典はカッコイイという言葉しか当てはまりません。

個人的に驚いたのは後半のチョイ役で白竜が出ている事。

他の映画だったら、いや、この映画でも十分に幹部クラスの役をやっていてもよさそうなものですが、まさかのチョイ役に驚きました。

今回も前回に違わず沢山の中心人物が死んでいくことになりますが、この映画の終わり方が、大友の男らしさの魅力をさらに引き出してくれています。

今回も前回に引き続き「全員悪人」ですが、本当の悪人は誰なのか・・・

その終わりには意表を突かれましたし、納得のいく終わり方でした。

さすがに最後はここでは書きませんので、この映画の結末が知りたい方は劇場を訪れるか、DVDの発売を待ってそれを観るか、どちらかを選択してくださいね。
・アウトレイジ ビヨンド 【スペシャルエディション】 (初回限定版) [DVD]

一つだけ言える事は、観て損をしない映画である事は間違いないです(個人差はありますけど、、、)。


以上、「アウトレイジビヨンド」の感想とあらすじ、そしてネタバレについてでした。

そうそう、前回作の「アウトレイジ」を見逃したという方はDVDをチェックしてから「アウトレイジビヨンド」を観た方が良いと思いますよ。
・アウトレイジ スペシャルエディション(DVD+ブルーレイ+特典DVD)

~ アウトレイジ ビヨンド ネタバレ あらすじ ~
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高校入試 ドラマ 感想 第1話 [高校入試 ドラマ]

高校入試 ドラマ 感想 第1話

放送前から注目していたドラマ「高校入試」の第1話目が放送されましたね。

勝手に感想を書いてしまおうと思います。

このドラマ「高校入試」で最も懸念していた、主演の長澤まさみさんの持ち味である少しバカっぽい話し方は、このドラマの中では一切見られませんでしたね。

地域で一番の高校である「橘一高」の常軌を逸した伝統に疑問を持ちながらも、しっかりと周りの先生とのコミュニケーションもとれている今までとは異なった「新しいタイプのデキる教師」の雰囲気がしっかりと現われていました。

さすが女優さんです。

今回のドラマ「高校入試」の一味違うところは、新任の先生が主役になっていると言うのに、話は教師1年目の終わりから始まっていくところ。

お決まりの、先生1年生になって、生徒や仲間の教師とトラブって、徐々に仲間が増えていく、みたいなもう飽き飽きした青春学園ドラマにありがちな流れではありませんでしたね。

また、教師のを中心に話を展開しながらも、時々出てくる掲示板のコメントがいい意味で話の流れを止め、これから起こる何かを暗示し、見ている側に考えさせるような間の取り方が非常に印象的でした。

さすがに湊かなえさんが脚本を書いているだけあって、今までの学園ドラマになかった、ミステリー感たっぷりのドラマになったようですね。

また、ドラマの主題歌を歌っているback numberの新曲「青い春」も、まさにドラマを歌っている感じでしたね。

エンディングで使われている、誰もいない教室の中で机と椅子が中に浮いて漂っている映像も、このドラマのミステリーな感じが十分に表現されていました。

そして今回のテーマである第1話の内容はというと、、、

特に何が起こったという事はなく、①「橘一高」の学校およびOB・OG・地域住民の「一高ブランド」に対する思いの異常さ、②長澤まさみと周囲の教師との関係性の紹介、③これから起こるであろう事件への前振り の3点を示すのが目的の回だったようですね。

まぁ、CMでも一番のインパクトを残していた「入試をぶっつぶす!」と書いてある紙が最後に黒板に貼られましたので、「これで初回のフリはかんせいしましたよ」っていうのがとってもわかりやすく、テーマのはっきりした初回放送でした。

さて、次回はいよいよ入試が始まりそうな雰囲気もありましたが、まだ試験前日の午後が終わっていないようだったので入試に入るかどうかも不明のままですね。

極めて短い時間である2日間という時間を描くこのドラマは、このワンクールをどのような時間配分で提供してくるのかも俄然楽しみになって来ました。

~ 高校入試 ドラマ 感想 第1話 ~
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高校入試 ドラマ 主題歌 [高校入試 ドラマ]

高校入試 ドラマ 主題歌

さて、ドラマ「高校入試」のキャストとストーリーについて書いてきましたが、今日はドラマ「高校入試」の主題歌について書いてみましょう。

人気女性作家の湊かなえと長澤まさみがタッグを組んだ事で話題沸騰中のドラマ「高校入試」。

このドラマの主題歌を担当するのが「back number」。

「back number」は昨年3月にメジャーデビューした3人組のバンド。

昨年の4月に1st シングルの「はなびら」をリリース。

すると2nd シングルの「花束」はTBS系「COUNT DOWN TV」の5月度のエンディングテーマに採用されてオリコン18位にランクイン。

一気に注目を集め、10月にリリースしたアルバム「スーパースター」が4位に。

4th シングルの「恋」はテレビ朝日系「Musicる TV」の2012年度エンディングテーマに、5th シングル「日曜日」はTBS系ドラマ「スープカレー」の主題歌、6th シングル「わたがし」は再びTBS系「COUNT DOWN TV」の2012年7月度オープニングテーマに採用されるなど、今最も波に乗っている注目のバンド。

そんな「back number」が今回のドラマ「高校入試」のために書き下ろした新曲が「青い春」。

「back number」はこのドラマの「高校入試」の主題歌を書くために、このドラマの全和分の脚本を読んだ上で書き下ろしたというのだから、ドラマと主題歌のイメージの共有は抜群のはずです。

いよいよ本日10月6日(土)23:10から放送されるドラマ「高校教師」。

そのキャストやストーリだけでなく、主題歌も楽しめそうですね。

23:00が楽しみですね。

~ 高校入試 ドラマ 主題歌 ~
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高校入試 ドラマ ストーリー [高校入試 ドラマ]

高校入試 ドラマ ストーリー

前回はドラマ「高校入試」のキャストについて書きましたので、今回はドラマ「高校入試」のストーリーについて探ってみることにしましょう。

このドラマ「高校入試」のキャストを見ただけでも、その人選とスポットを浴びている俳優さんの数から、このドラマのストーリーは極めて閉鎖的な内容の学園ドラマののではないかと想像ができます(当たっているかはドラマが始まってみないとわかりませんが)。

ただ、保護者と生徒の数と教師役の人数に差がありすぎます。

という事はこの「高校入試」というドラマは、教師目線から発信される入試に関係するドラマだという予想を基にストーリーを見ていくことにします。

このドラマの宣伝を見てインパクトを最も受けるのが


「だからね、高校入試なんて、ぶっつぶしてやる。」


の一文。

主演の長澤まさみ演じる新人英語教師の春名杏子は高校までを海外で過ごした帰国子女で、旅行会社から転職をして教師になった人物の設定。

海外生活が長いうえにハツラツとしていて、日本特有のの古臭い考え方が理解できず、思った事をダイレクトに言ってしまうタイプの人間だそう。

そして舞台は地元で名のある超名門高校の「入学試験」。

おもしろいのはこのドラマが「高校入試前日」と「高校入試当日」の2日間にフォーカスをあてて展開されていくところ。

通常の学園ドラマは日が流れ、毎日のように何か突飛な事件が起こることが多いが、このドラマは「高校入試前日」と「高校入試当日」という極めて短い時間軸に対して展開していくことを既に公にしています。

そしてこの脚本を手掛けるのが「告白」「少女」等多くの人気作品を生み出してきたベストセラー作家の湊かなえ。

今超人気の作家湊かなえが高校入試という題材でどんなミステリーを作っているのかが非常に楽しみなところです。

予告動画をには「仕込み完了」「ミッション開始」などの文字が出てくることから予想される事はカンニングや試験がスムーズに進まないように事件が起こるなど、、、

まさか私たちが想像できるような安直なストーリーではないでしょうから、ここはガッツリ予想しておいて思いっきり予想を裏切って欲しいところです。

いずれにしても、ベストセラー作家の湊かなえが手掛ける作品で、しかも土曜の11時台ですから、GTOのようなさわやかな展開になることはなさそうなので、その辺は安心して楽しめそうな予感です。

次回はドラマの主題歌について書いてみようと思います。

確かこのドラマの主題歌は・・・

~ 高校入試 ドラマ ストーリー ~
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高校入試 ドラマ キャスト [高校入試 ドラマ]

高校入試 ドラマ キャスト

この秋10月からスタートするフジテレビ系のドラマ「高校入試」がおもしろそうなので、まずキャストをチェックしてこれから毎回(出来るだけ)感想を書いていきたいと思います。

早速ドラマ「高校教師、、、いや、「高校入試」のキャストをチェックしてみましょう。

春山杏子(英語教師)役 ・・・ 長澤まさみ(主演)

滝本みどり(音楽教師)役 ・・・ 南沢奈央

的場一郎(校長)役 ・・・ 山本圭

上条勝(教頭)役 ・・・ 清水一彰

荻野正夫(情報処理教師)役 ・・・ 斉木しげる

相田清孝(体育教師)役 ・・・ 中尾明慶

小西俊也(英語教師)役 ・・・ 徳山秀典

村井祐志(数学教師)役 ・・・ 篠田光亮

宮下輝明(美術教師)役 ・・・ 宮下利昌

水野文昭(社会科教師)役 ・・・ 坂田マサノブ

松島崇史(英語教師)役 ・・・ 羽場祐一

坂本多恵子(英語教師)役 ・・・ 高橋ひとみ

石川衣里奈(一高生)役 ・・・ 山崎紘菜

沢村幸造(同窓会会長)役 ・・・ 入江雅人


「以下、現時点で役の詳細不明」


寺島俊章 役 ・・・ 姜暢雄

徳原雄介 役 ・・・ 倉貫匡弘

芝田昌子 役 ・・・ 生田智子


「以下、一高生役?」


松島良隆 役 ・・・ 高杉真宙

芝田麻美 役 ・・・ 美山加恋

沢村翔太 役 ・・・ 清水尋也

田辺淳一 役 ・・・ 柾木玲弥

沢村哲也 役 ・・・ 荒木宏文

田辺光一 役 ・・・ 中村倫也


以上が現段階でわかっている今回のドラマ「高校入試」のキャストです。

長澤まさみさんは連ドラでは初めての教師役ですね。

正直、長澤まさみさんが教師をしたら男子は勉強どころじゃありませんが、そのへんは置いておくとして、まが沢正巳さんの魅力の一つでもあるちょっとバカっぽいしゃべり方はどうなるんでしょうかね。

今回はビシッとしたじゃべり方で挑んでくるのでしょうか。

そして、肝心の英語の発音の方はどうなんでしょうかね?

そもそも英語を話すシーンがあるのかも不明です。

次に音楽教師を演じる南沢奈央さん。

GTOに引き続き教師役で2クール連続どらま出演ですね。

NHKの教育番組をやったり、ドラマをやったり、CMをやったり、今のっている女優さんですね。

さらに注目は最近ドラマで見なかった斉木しげるさん。

ひょっとしたら筆者が見なかっただけかもしれませんが、、、

斉木しげるさんはいつも味のある演技でドラマを盛り上げてくれるので、個人的に非常に好きな役者さんです。

土曜日の11時台という事で、正直知らない役者さんも多くいますが、高校の事件ものはおもしろいものが多いので非常に期待しています。

次回はドラマ「高校入試」のストーリーに触れてみたいと思います。

~ 高校入試 ドラマ キャスト ~


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るろうに剣心 映画 ネタバレ 感想 [映画]

るろうに剣心 映画 ネタバレ 感想

8月25日から公開されている映画「るろうに剣心」を観てきたので「るろうに剣心」のネタバレと感想を書きたいと思います。

後半に映画のネタバレがありますので、映画の内容はまだ知りたくない方は前半だけでお楽しみください。


「るろうに剣心」は、週刊少年ジャンプに1994年~1999年まで連載された和月伸宏さんの大人気マンガです。



1996年のテレビアニメ化を最初に映画・OVAとアニメ化もされました。

海外では「るろうに剣心」は「Samurai X」や「Rurouni Kenshin」などで広がっています。

「るろうに」とは流れモノや放浪者を意味する本作品の造語であって、漢字で表記すると「流浪人」。

幕末に「人斬り抜刀斎」としておそれられた伝説の剣客「緋村剣心」が、明治維新後は「不殺(殺さず)」の誓いをたて、流浪人として全国を旅をしていく中で、神谷薫や、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵たちとの戦いを通じて、剣の道とその意味、新たな時代での生き方を模索していくストーリー。

「るろうに剣心」は明治時代初期の日本が舞台でストーリー自体はオリジナルだが、赤報隊や新鮮組などが登場しその時代の人物や背景を上手く絡ませた作品で、主役の「人斬り抜刀斎」こと「緋村剣心」の中性的な容姿と普段のおっとりした雰囲気に比べ、いざ戦闘となった時のギャップに引かれる女性ファンが激増したマンガです。

今回の映画版「るろうに剣心」は、「人斬り抜刀斎」こと緋村剣心が神谷薫らと出会い、新型アヘンを売買することで財を成して帝国を作ろうと企てる実業家の武田観柳(香川照之)や幕末の士族の生き残りである鵜堂刃衛(吉川晃司)と対峙していきます。

緋村剣心役には佐藤健、神谷薫役には武井咲、相楽左之助役には青木崇高というどことなくオリジナルがイメージできる容姿を待つキャストが選ばれており、そのほかにも、吉川晃司、江口洋介、香川照之、蒼井優、など脇を固めるキャストは豪華です。


映画『るろうに剣心』予告編映像



【ネタバレ】



時は幕末。

明治維新の裏に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客「緋村剣心」の存在があった。

人斬り抜刀斎の操る剣は、一対多数の戦いを得意とする殺人剣である「飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)」。

剣心は、人を殺すことに疑問を持ちながらも、それで人々が幸せになる世の中に変わるならばと、葛藤を抱えながらも暗殺をくりかえし、ついに明治維新は成功。

しかしそれと同時に人を殺すことをやめ「不殺(殺さず)」の誓いをたて、その誓いを貫く象徴として、通常の刀とは刃が逆についた「逆刃刀」を持つ。

明治維新後に全国を放浪していた緋村剣心は、「人斬り抜刀斎」の名を名乗るニセモノの鵜堂刃衛に手配書が出ていることを知る。

実はこのニセ抜刀斎こと鵜堂刃衛も幕末の戦の生き残り。

時代が変わったこの世を「くだらぬ世」と蔑みながら武田観柳の用心棒として、ただただ人を殺し、血を求め生きているが、ついに本物の人斬り抜刀斎を見つけることで、剣心との決闘という心の生きがいを見つけることになる。

そんな時に、ニセ抜刀斎が「神谷活心流」を名乗っているせいで門下生がゼロになってしまった神谷活心流の師範代である神谷薫が、ニセ抜刀斎を倒そうと探していたところ、流浪人の緋村剣心をニセ抜刀斎だと勘違いし二人は出会う事になる。

その後ニセ抜刀斎を見つけた薫は無謀にも木刀で勝負を挑み、殺されかけたときに剣心に救われる事になる。

さらにその後、観柳の部下たちに道場を明け渡すよう道場が襲撃され、そこに剣心が登場しまたしても薫を助けることになる。

ちなみに神谷活心流は「人を生かす剣」を信条にしており、剣心の「人を殺さずに人を守る剣」と近い信条から、双方に通ずるところを見出すようになる。

剣心はこの一件で警察に引っ張られるも、幕末当時の戦にて目前で対決することのなかった斎藤一と当時の雇い主である山形有朋に出会い、新型アヘンを売り捌くことで帝国を作ろうとする観柳討伐の協力を要請されるがそれを断る。

以来、助けてもらった剣心に薫が声をかけることで剣心は道場の居候となり、自分の守るべき大切なものに気付き、それを不殺の剣で守ろうとする。

そして、観柳の下で新型アヘンを開発し、逃げてきた高荷恵や、喧嘩屋相楽左之助との出会いを経て、剣心は観柳の巻き起こすゴタゴタに巻き込まれていくことになる。

観柳を殺そうと、観柳の下に戻った恵を救い出すために剣心と左之助は観柳邸に乗り込んでいくことに。

しかし観柳邸には金にものを言わせて幕末の生き残りの侍を250名と用心棒、そして新型のガトリング銃。

それらをなんとかして攻略し恵を救い出すも今度は鵜堂に薫をさらわれてしまう。

鵜堂の目的は本物の人斬り抜刀斎と生死をかけた決闘をすること。

剣心の中から「本物の抜刀斎」を引き出すために薫を使い剣心を挑発。

剣心も不殺の誓いを破り鵜堂を斬ろうとするが、薫に制され斬ることを止める。

最終的には鵜堂が自らの刀で自分を刺す格好になり不殺の誓いは破られることなく事態は終焉を迎えることなる。



【感想】



本映画はマンガのイメージを崩さない配役により、原作を知っていても楽しめる内容になっているように思いました。

特に「ハゲタカ」や「龍馬伝」を手掛けた大友啓史監督の演出する、スピーディーかつアクロバティックな戦闘シーンは見ごたえ十分で、剣心の立回りはこれまでにないようなスピード感が感じられます。

ただ、左之助の喧嘩のシーンはやや不自然さが残り、う~ん、、、と言う感じでした。

また大詰めの剣心と鵜堂の戦いの終盤に出てくる、薫の苦しみながら剣心に語りかける長台詞が、「苦しさ」を表現するあまり、その演技に引っ張られて戦闘の流れが切れてしまい、それまでの緊張感をシラケさせてしまったような感がありました。

左之助のキャラクターは実際に演じるの難しいどろうと思いますし、薫の長台詞も漫画なら一コマ、二コマで描くことができるし、「苦しい演技をしながら長台詞を言う」というのも難しいのでしょう。

ただ、周りを周りを固めるキャストの演技が充実して見えたためにそのあたりが浮き出てきてしまったのが残念でした。

そうはいっても、実写版であれだけスピード感のある演技を見ることができるものは他にはないでしょうから、十分に見る価値ありの作品だと思いました。

面白かったです。

~ るろうに剣心 映画 ネタバレ 感想 ~
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THE GREY 凍える太陽 ネタバレ 感想 [映画]

THE GREY 凍える太陽 ネタバレ 感想

「THE GREY 凍える太陽」を見てきたので「THE GREY 凍える太陽」の感想とネタバレをします。

例のごとくガッツリネタバレしていますので内容を知らずに映画を見たい方は読まれないことをお勧めいたします。


映画『THE GREY 凍える太陽』予告編

「THE GREY 凍える太陽」が注目されているのは、ただでさえ「アンストッパブル」のトニー・スコット、「グラディエーター」のリドリー・スコットの兄弟が製作を務めるというだけでも話題の作品であったにも関わらず、弟のトニー・スコットは先日自殺をしたことで、トニース・コット最後の作品となったこと。

メガホンを取るのは「特攻野郎Aチーム」などのジョー・カーナハン。

主演は「96時間」や「アウノウン」でワイルドな演技を披露したリーアム・アンソニー。

では「THE GREY 凍える太陽」本編の内容はというと、、、


石油堀削現場で勤務する男たちを乗せた飛行機が嵐に巻き込まれてアラスカの山奥に墜落。

そこは一面雪に覆われた何もない極寒の地だった。

生存者は主人公のオットウェイ(リーアム・アンソニー)を含む7名のみ。

ちなみに、この映画の主人公であるオットウェイは病気で最愛の妻を亡くしており自殺まで試みようとしたつらい過去を抱えている。

そしてそこは人喰いオオカミの縄張りの中であった。

オットウェイは他に生存者がいないかを探していたところ、人喰いオオカミが女性を襲い食い殺している現場に遭遇。

ここからオットウェイらと野生の人喰いオオカミとの壮絶な戦いが始まる。

オオカミの襲撃から身を守ろうと全員で交代しながら見張りを続けるがあえなくオオカミに襲われ一人が殺されてしまう。

オットウェイはオかつてオカミをハントする仕事をしていたのだが、今回は事故とともにライフルを失ってしまっていて、その知識をオオカミから逃げることだけにフル活用することになる。

すぐに救助が来ることも考えられない7人はなんとかオオカミの縄張りから離れようと、近くの森に向けて非難を開始することに。

オオカミたちの襲撃の仕方は周到で、群れから外れたものを一人ずつ襲っていき、その群れ全体を絶滅させようとする方法。

そして次の襲撃を受けたのは墜落現場から森へと移動している時だった。

脚をケガしていて遅れてしまった一人がオオカミの標的にされ食い殺されてしまうが、残りの5人はなんとか森にたどり着き火を焚いてオオカミの襲撃からひとまずは逃れることに成功する。

この中に調子乗りの男が一人いてチームワークを乱そうとする強がり男がいるが、結局ははオットウェイに力でねじ伏せられおとなしくなる。

しかしおとなしくなったと思ったのもつかの間、襲ってきたオオカミを一匹退治するとその首を切ってオオカミの群れのいる方に投げ、遠吠えの真似をするというキチガイな行動に出る。

これがオオカミ達のさらなる怒りをかったかどうかは知らないが、見ている方としては理解に苦しむ最もイラッとするシーン。

そこから一人、また一人と脱落していき最後はオットウェイ独りになる。

この時点まではこの映画のエンディングはなんだかんだ言って主人公が生き残り生還するというお決まりパターン
かと思ったが、この作品は違っていた。

キーワードは「後悔しない生き方とはどういったものか」ということ。

オットウェイの父が残した言葉はたしか「もし最大の敵に挑むことができたなら、たとえ負けたとしても後悔はない」的な言葉だったと思います。。。

最後にはいよいよ逃げ場がなくなりオオカミに囲まれて群れのリーダーと一対一に。

筆者はここでもまだ、ここでオオカミのリーダーに認められて奇跡的に見逃されて助かるパターンではないかと疑いましたがそんなありきたりの終わり方はしなかった。

そこで例の言葉の回想シーンと亡くなった奥さんの度々出てくる回想シーン「逃げないで」の言葉に後押しされてナイフと小さな酒瓶を手に縛り付けタイマン勝負に出る。

結果は・・・

ここまできてここだけは伏せておきます。

この映画はまさに「男の生き方」を問うた作品。

様々な方の書いたレビューを読むと残念作品の一つに数えられつような評価もあるようですが、筆者は非常に面白かったと思います。

最後に2つだけ付け加えます。

一つはこの映画は常に「ビックリ」するということ。

この映画は心臓の弱い方は見ない方が良いです(映画館はシルバー世代でいっぱいでだいじょうぶか?と心配になりました)。

二つ目は、明らかに先のありそうな感じでエンドロールに入ったにもかかわらず、映画を見に来た人たちの半分がエンドロールが流れ出したと同時に席を立ち始めてしまったことに対する違和感です。

シルバー世代が多かったのも関係があるとは思うのですが、最後までが「作品」であるのにその余韻を味わう気のない人達のなんと多いことかと思いました。

特にこの作品は結末がはっきりしないままエンドロールに入り、最後どうなったかでこの作品の方向性がわかるようになっていたのに、ちょっと理解しがたい行動でした。

面白くないんだったらその時点で退席すればよいと思うし、エンドロールに入るまで見るんだったら結末を知るまで見ていけばいいのに、、、と思いました。

ということで、最後の結末だけ伏せておきます。

筆者は非常に面白かったと思いますが、ハッピーエンドを求めて映画を見る方、男くさいメッセージ性なんかクソ食らえと思う方にはむかない映画だと思います。

ただただビックリしたいと思っている方には、そこらへんのホラー映画よりもおススメです。

~ THE GREY 凍える太陽 ネタバレ 感想 ~

 

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私は貝になりたい あらすじ ネタバレ 感想 [映画]

私は貝になりたい あらすじ ネタバレ 感想

「私は貝になりたい」が8月15日、TBS系の「水曜プレミアシネマ」で地上波初放送されました。

「私は貝になりたい」のあらすじと、それを見てのネタバレ(感想)を書きたいと思います。

「私は貝になりたい」は清水豊松(中居正広:SMAP)と、その妻清水房江(仲間由紀恵)を中心にストーリが展開されていきます。




【「私は貝になりたい」概要】

夫婦で理髪店を営む一人の男性(清水豊松)が、戦時中にアメリカ兵を殺害しようとした罪(実際にはケガをさせただけ)を軍隊から復員した後の裁判で問われ、BC級戦犯として死刑にされるという悲劇を描いた作品。
ストーリー自体は橋本氏の「架空の物語」とされているが、劇中の主人公の遺書が、元陸軍中将で自らも戦犯として裁判を受けた加藤哲太郎の手記「狂える戦犯死刑囚」の遺言内容と酷似していたため、その後原作権をめぐり裁判にまでなった作品である。

【「私は貝になりたい」あらすじ】

時は昭和19年、第二次世界大戦中。
高知県幡多郡清水で理髪店を営んでいた清水豊松(中居正広)は、気は弱いが平凡な人柄の人物であった。
戦争が激化する中、豊松にも赤紙が届き、出征することになる。

内地の日高中隊に所属した豊松は、厳しい訓練の日々を送る。
ある日、追撃されたアメリカ軍B-29 の搭乗員が大北山山中に降下。
軍事司令官の矢野中将(石坂浩二)による「搭乗員を確保、適切な処分をせよ。」という命令が、尾上大隊を経て大山北の最寄りにいた日高中隊に下り、山中探索の結果、虫の息であった搭乗員を発見。
そこで豊松は、小隊長から滝田二等兵とともに十件でその米兵を刺すように命じられた。

終戦後、豊松は無事に復職するも戦犯として特殊警察に逮捕され理不尽な裁判に人生を翻弄されるのであった。

以上が「あらすじ」です。




なお、この作品は1958年・1994年にドラマ化され、1959年と2008年に映画化されている。ドラマ版、映画版共に時を経て内容自体に多少の修正がなされている。


 映画「私は貝になりたい」 予告編


【「私は貝になりたい」ネタバレ・感想】

  ※知りたくない方は以下は飛ばしてください。







豊松は貧乏育ちで若くして理髪店の丁稚奉公に出されます。
そこで別の理髪店で働いていた房江と恋に落ちるも、その事を理由に親方から首にされ職を失います。
二人は実家にも帰れす行くところをなくしてしまいますが、細々と夫婦で理髪店を始めます。
順調とはいかないまでも店が軌道に乗ろうとしていたときに豊松の元に赤紙が届き出兵することに。
気弱な豊松は何かにつけて立石上等兵(六平直政)に殴る蹴るの暴行?しつけ?をされます。
本当に理不尽です。
見ていていらつく程理不尽です。
そんな中、山中に降下したB-29の米軍乗組員を探しに行く事になり、「一番気合いの入っていないものに処刑させよ」と言う命令を下され、豊松と滝田二等兵(荒川良々)が選ばれ銃剣で米兵を処刑することになる。
しかし、気弱な二人は刺すことができない。
それでも上官の命令は天皇陛下の命令との掟を持ち出され、再び刺そうとするも・・・実はヒヨってしまい腕にきり傷をつける程度で終わってしまう。
当然そのあとは立石上等兵にボコボコにさえる事に。
終戦を迎え、家に帰り家族で平和に暮らしているところに特別警察が豊松を逮捕しに来る。
そこから裁判がおこなわれるが、矢野中将の命令が「適切に処置せよ」だったことがわかり上等兵以下は困惑する。
その後裁判で中将、中佐は死刑となるものの、それ以下は終身刑、25年の重労働等の刑になり、自分たちはなんとか死刑は免れそうだと安心していたところに、まさかの「死刑」の判決がくだる。
そこからは納得のいかない豊松の悲痛の訴えとそれが上手くいかない葛藤、矢野中将との関係の模様、なんとか減刑を勝ち取るために署名を集めて回る妻房江の様子が描かれていく。
最終的には減刑は認められず絞首刑が執行される。
このときに書いた手紙(遺書)に、この時代に生きたことの無情さと絶望、生まれ変わったとしても人間とは一茶氏係わる事のない深い深海に生きる貝になりたい。とつづられている。
その後残された家族がどうなったか、共に米兵の処刑を言い渡された滝田二等兵がどうなったのかは明かされていない。




戦争の残酷さと当時の日米による「人権」についての考え方の違い、人間という存在の無情さを考えさせられる映画です。

色々な意見があるだろうが、中居正広の演技は非常に上手で共演する石坂浩二が良い味を出していた。
ただ、六平直政演じる立石には以上に腹がっ立った、とっても面白い映画でした。

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